☆終生勉強☆

キヨシとAKB

なんで、こんなところにいるんだろう。私の周りには絵に描いたようなオタク

andオタクandオタクだった。会場は異様な熱気につつまれてみんなソワソワソワソワ

している。お目当てのアイドルの登場を今か今かと待っているのだ。

そこに浮かない顔のキヨシがいるのである。場違い感がハンパじゃない。

このグループのライブチケットは入手が困難であることは知っていたが、喜べない。

3次元アイドルにほとんど興味はなかったが、どうしてもという事

だったのでしぶしぶついてきた格好だった。

 

照明が落ち、爆音が鳴り響く

Everybody

A live act never seen before

Are you ready?

Are you ready?

AKB48

AKB48

 

続々とメンバーがステージに登場する、歌って踊って飛んだり跳ねたり

どれもこれもが本気だった。

応援しているオタク改め勇者達も歌って踊って飛んだり跳ねたり

 

ステージで踊っているアイドル達の汗はキラキラしていた。

 

隣で踊っている友達の汗はドロドロしていた。

 

ライブも中盤にさしかかるころにはアイドルとオタクの汗で会場はリアル熱気に包まれて

いた。

ライブ中にあの子の名前は? あの子の名前は?

と夢中になっていた。

 

ライブが終わった。

汗だくだった。

キヨシは秋元才加を好きになっていた。

それはないわぁ…… と友達はいいながら

まゆゆ命と書かれたシャツをカバンにしまっていた。

 

キヨシ達があれほど熱中したAKBも今やメンバーの大半が変わっていて

当時の面影は薄くなっている。 キヨシの頭皮と同じくらいに。

 

しかし、あの時代はあの時代でもう完結していたのだ。

 

マリコ様に踏まれたいと思っていた時代も。

秋元才加のグッズを集めていた時代も。

全て完結したのだ。

 

いまや、坂道グループの台頭により存在感が薄くなったAKBに

なげく必要はない。

 

俺らが恋焦がれた、

元祖神7時代

前田敦子 ・ 大島優子 ・ 篠田麻里子 ・ 渡辺麻友 ・ 高橋みなみ ・ 小嶋陽菜 ・ 板野友美

はもう完結した時代なのだ。

 

もう、先に進まなくてはいけない。

あの時代を引きずるのはやめよう。

 

でも、秋元才加は非常に魅了的な女性だった。

 

ゴリラとか言ってるヤツが本当にかわいそうだった。

秋元才加の魅力に気付けないなんて本当に可哀そう。

っていう話をするたびにB専と言われてモヤモヤした気持ちを思い出した。

 

なぁ、俺らの神7は不滅だろう??

そうだろう。同士たちよ。